出張から帰った担当者の話では、今回の作業でハードウェアの納品は終わりだが、いくつかのソフトウェアの不具合と新たな要望を理由に検収を保留されてしまったらしい。不具合はともかく仕様に無い要望をゴリ押しされるのはたまらないのできちんと話をつけてもらいたいのだが、最初にこちらの不手際で納品が遅れたせいもあって強く言えないのだそうだ。
タイミングの悪いことに別のお客さんからも約束していた機能の実装状況を問い合わせる電話があった。このお客さんにはずいぶん長い間待ってもらっているのだが、約束した機能が予想以上に難しくてまだ正常に動作するまでに至っていない。
立て続けに自分の能力の無さを思い知ることになってかなり落ち込んだ。いっそ私をクビにしてもっと優秀な技術者を雇ってくれ、と言いたい。