今日の本(ストレス解消のショッピング -> 積ん読

頭を鍛えるディベート入門―発想と表現の技法」(買ったときはオビにかくれていて気がつかなかったが、表紙の絵、怖っ)
著者は、確か前にNHKラジオのビジネス英語かなにかを担当されていたはず。本書の第5章で「英語の力を伸ばすディベート」について述べられている。
本を買っておきながら何だが、私はディベートのスキルそのものを使える場面はあまりないと考えている。ディベートを勉強する目的はディベートそのものではなく論理的思考力を鍛えるためだ。
と言うのも日常の議論のほとんどは論理的でないからだ。そもそも論理的な議論が成立するためには、互いに論理を重んじるという前提が必要である。ところが会議や会合の多くは、権威でもって横車を押したり、責任の所在をあいまいにすることが目的になっている。このような場に論理を持ち込んでも屁理屈としか受け取られない。むしろ説得や共感や根回しのようなスキルが必要になるのだろう。

一時話題になった「Winnyの技術」。ソースコードが載ってないことがが不満で購入を見合わせていたが、とうとう観念して購入。「アナリシスパターン」もそうだったが、買うかどうか迷う本は、大抵頭のネジが緩んだときに買ってしまうので、迷うだけ無駄という意見もある。
ネットワーク系のアプリにかかわる予定は全く無いので単なる好奇心で読むだけ。もっとも、装置制御プログラムでも、装置が複雑になるにつれてたくさんのサブユニットを協調動作させる必要が生じる。そういった場合にネットワークの考え方が参考になるかも知れない。


神話好きとしては、インドの神話もかじっておかねばなるまい。「踊るマハーバーラタ 愚かで愛しい物語」。あー、そういえば「マハーバーラタ―インド千夜一夜物語
」がまだ読みかけだった。



頭を鍛えるディベート入門―発想と表現の技法

Winnyの技術

踊るマハーバーラタ 愚かで愛しい物語