お盆

溜っていた録画を処理。
夜、実家に帰る。

うちの実家では毎年お盆の夜に西国三十三ヶ所の御詠歌を上げる。西国三十三ヶ所とは関西地方の主だった寺社で、お寺ごとに御詠歌とよばれる和歌がある。この和歌は、葬式の後の四十九日やお盆に詠うものらしい。通常は家長が鉦で拍子を取りながら先導して詠い、他の者は鐘を鳴らしながら続く。
子供のころは恥ずかしくて嫌だったのだが、最近はあまり気にならなくなった。むしろ親父の節回しが間違っているのが気になる。