学生が、学祭のためのデモ実験の用意をしていた。
一人は空洞共鳴の実験をするらしい。

まず試験管を用意し、中程にスチールウールをつめる。
スチールウールより開口側に濡らした布を捲く。
布を捲く位置は、スチールウールにかかるくらいにする。

その上で試験管の奥をガスバーナーで加熱する。
加熱はスチールウールの奥側が赤熱するくらいの位置。

このようにしてしばらく待つと、試験管の長さで決まる周波数の音が鳴り出す。
かなり大きな音だ。

原理ははっきり知らないが、気圧の差で試験管に空気が流れ込み、底で跳ね返ることで
共鳴しているのだろうか?