朝から小雨。出社後に少し雑用を済ませてから車で別棟へ。
昨日の続きで本格的な実験を開始。
昼前に一旦本拠地に戻って昼食と昼休みを済ませ、その後は再び別棟で実験を続けた。そのまま夕方の4時半までほぼ続けて測定を行った。これほど集中して計測したのは久しぶりかも。
今日の実験によって、これまでに想定していた状況が間違った思い込みであった可能性が出てきた。結果を整理してみないとなんとも言えないが、場合によっては今後の方針を修正する必要があるかも知れない。
実験そのものはまあ順調に行って、それなりに有意義な知見も得られた。しかしどうにも心が憂鬱で仕方が無い。こういう実験もたまにやる分にはいいが、やはり組み込みシステムやソフトウェア作りの方が自分には合っている気がする。
でも、今の会社の経営陣がこの先ソフトウェア開発に真剣に取り組むとは思えない。実際、既にあちこちにソフトウェアの外注をすることが増え始めている。もっとも傍から見ている限り、社内の発注者も外注先の担当者も、その案件のキモになる特性(たとえばリアルタイム性など)を理解せずに話を進めてしまっているようなので、おそらく予定を大幅に遅れて出来の悪いソフトウェアが納品されるか、案件が丸ごと頓挫するかのどちらかになる可能性が高いように思う。
こういった発注はお偉いさんが、「無能な自社の社員ではなく、外注に出せば安く・高性能で・希望通りのソフトが出来るに違いない」という夢を見て進めている。その夢は高潔で、ソフトウェア技術者ごときが現実的な意見をして壊すことまかりならんらしい。まあこちらに火の粉がかからなければ、勝手にやって勝手に困った事態に陥っていただければよい。
夕方には装置をクールダウンして別棟の実験室を退出。本拠地に戻って上司に簡単に報告をしてから同僚とスマートホンについて軽い雑談をしてから帰宅。
明日は古紙の回収日なので、今日は体積の大きい雑誌を電子化する。2時間強かかって昨日と同種の雑誌を7冊ほど電子化した。
いつものごとく夜中から夕飯と新刊を買いに外出。いつも行くTSUTAYAには目的のものが入荷してなかったので、コミックの品揃えの多い別のTSUTAYAへ。ついでに隣接の新古書店ものぞいてから、遅い夕飯はラーメン屋で炭水化物+唐辛子+にんにくの不健康メニューをたらふく。